024 ウール交換

Jチャンバーサイレンサーが大分五月蝿くなってきましたのでウールを交換しようと思います。
ウール自体は前回サイレンサーを購入した時に一緒に購入してたのであとは作業だけ、
ハンナさんのサイトでナリさんが詳しく紹介されてたのでそれを参考に作業開始です!


手順としては
 @リベットをドリルで揉んで除去
 Aサイレンサー・アウターからインナーを引き抜く
 Bウールを剥く
 Cウールを巻く
 Dインナーをアウターに差し込んでリベット打ち

の5工程のようなので
サクッとやっちゃいます!


 本日はエキスパート視点ど素人視点の両視点よりお楽しみ頂けます。
ナリさん視点 私視点
 @リベットをドリルで揉んで除去 
へいへい、ドリルで揉むんですね〜。
ドリルで揉むのは初めてだなぁ。
とりあえずはギュイーンと。




やっと頭が取れた!おっかなびっくりやってると
穴が広がるばかりでなかなか取れません。
同じ要領で8本の頭を飛ばすものの・・・

取れない!
え〜、なんで〜!サクッとできへんやん!


仕事場で”ナリワークス”の記事をよく読む。
写真を見るとポッカリ空洞が出来てるようなので
ビビリながら更に掘り進めることに...



グイグイ・ギュイーーーン!スカッ!
おお!穴が開いた!
ということは・・・さっきは”掘り”が浅かったのか〜。
「リベットの芯をドリルで掘って中に落とし込む」
       ‖
「頭を飛ばす」ことのようです。
(穴が広がってますね(^^;))


いきなり素人さ加減が大爆発(w


 Aサイレンサー・アウターから
インナーを引き抜く

リベットが取れれば引き抜くのに力は要りません。
コンコンコンと地面に叩き付けながら捻じると...
ずる・・・ズルズル・・・
でたぁ!!!
サビサビです!(´д`;)





外まで茶色ですw


 Bウールを剥く
剥いていくと茶色が濃くなります。
入り口側の方が更に汚れてますね。





うわぁ...真っ黒!!!
2年使用でこの状態です。


 Cウールを巻く
(株)ベスパさんで買ったグラスウールとリベットのセット。
今回はこれに加えて...


細めのステンレスウールも購入しました。
「SUSウールを下巻きすると効果大です。(寿命も倍?)」
というナリさんのアドバイスに従いました。


これだけの長さ(約73cm【幅25cm】)を巻きます、
が、ステンレスウールを巻く分全部は使いません。



金属製のウールですが、柔らかいので気持ちしっかりめに
巻きます。


巻き巻き〜♪いびつですがやり直しなしの方向で。


上からグラスウールを巻いてウール交換完了!
ボンレスハムだ!
針金はステン製の0.28φを使用。


Dインナーをアウターに差し込んで
リベット打ち
さあ、後はアウターに入れ込んでリベットを打つだけです。
と、ここでたまたま通りかかった上司(ここは仕事場)が
「リベッターあるんか?」と謎の言葉。
は?リベッター?
この釘みたいなのをハンマーで叩き込んだら
OKなんじゃないんですか?

え?!違うんですか?


↑『リベッター』
リベット打つにはこれが必要でした。
危なかったーーー!
もう少しでリベットをしばきまくるとこでした(゜o゜;


上司の手持ち(なんでこんなもの持ってんでしょうw)
を借りて作業します



穴に差込み


差し込んだ


釘状のピンを上方向にリベッターで引き抜いて
リベットを穴に”かしめる”ことで固定する原理です。


レバーを力一杯握ると...(・`ヘ´・;)ゞ


はい、ピンが抜けて完了!



初めてはこんな感じです。


左右計8本かしめて完了!
レストアをされる方には常識なリベット打ちも
私にかかれば一大イベント発生です(^^;)

知識がないのは恥ずかしいことなのですが、まあ
「些細な事でも楽しめる」とポジティブに考えましょう



USウールを巻いた分五月蝿さがどうなったのかが気になりますが、結果は新品サイレンサーと同じ音量・音質でした。あとは寿命がどれくらい持つかを追って確認していきます。実は後日談がありまして、五月蝿いなぁと思ってたのはサイレンサーではなくエキゾーストエルボー部・フランジナット緩んで排気漏れしてたせいでした(^-^; どおりでお尻の下から変な振動があった訳ですね。

今回のサイレンサー交換に際し、ハンナさんの作業が手に取るように判るHPコンテンツと、ナリさんの作業に関するノウハウが大いに役立ちました。
ハンナさん、ナリさん、ありがとうございました。m(_ _"m)ペコリ