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良いことずくめのPKフライ交換のはずだったが思わぬトラブルが発生、バルブが全てやられてしまったのだ。
結論から先に言うと、原因はPKフライの磁力が強すぎて発生電圧が上がったからだと思われる。
最初は左ウィンカー球が切れた。ウィンカー球はヘッド球やテール球に比べて切れにくいので「おかしいな?」と思っていたらヘッド球(ポン付けハロゲン)→右ウィンカー球 と立て続けに切れてしまった。
(株)ベスパさんで買ったポン付けハロゲンも1年半経ってるし、寿命かなーと軽く考えながら運悪く切れたクラッチワイヤーを交換してもらうためにpugさんへ出向いた。ついでにバルブも交換してもらおう、その前に電圧を・・・となって、その時初めて異常な電圧に気がついた。
以前、純正ET3フライ + ポン付けハロゲン(6V25/25W) + テール球(6V10W)の組み合わせで最高16Vだったのが、今回バルブがみんな死んだ状態で空ぶかししたらナント35Vもの電圧が出ていた。(注1)
ん?
『バルブがみんな死んだ状態』?
そう
左右ウィンカー + ヘッド球 が切れた後も点灯していたLEDが切れてしまったのだ!!!
ガ━━━━━━━━━━━Σ(゜口゜;━━━━━━━━━━━━ン!!
あわてて点検してみるが コンデンサー/ブリッジダイオード は生きてる様子、CRDはパンクしてるかどうか不明(見た目は綺麗)で直接LEDに電源入れても点灯しない。使用したCRDの耐圧(注2)は25Vなので整流しきれずに過剰な電流がLEDに流れ、LEDを焼ききったものと思われる。AC35Vを全波整流すると1.4倍になるから、ブリッジダイオード以降の直流回路には50V近い電圧がかかっていたことに・・・ (´○`;
アウアウ
そら、切れるわ。
(注1)後日測り直してみたらアクセル6割で交流60Vオーバー出てました(^^;)。フルスロットルで電化製品が動かせそうです。
(注2)定電流ダイオード(CRD)が電流量を制御できる上限の電圧。超えると垂れ流しに。
ご臨終です(チーン
LEDの中心部が焼き切れて黒くなってます。
今から思えば、PKフライに変えてヘッドライト球が切れた時点で灯火類をOFFにしていれば良かったのですが・・・
後の祭りです。
CRD(LED下)は焼けたような後はなし。
他の配線等にも変化はありませんでした。
CRDは10mA/35Vの耐圧が最高なので単品では電流制御はとても無理。
テール球一個だけなら3端子レギュレーターで定電圧化すれば済む話だけど、タダでさえ出すぎの電圧に更にLEDで省電力化したら余計な電気が他の電球に悪さをするのは明白。
回路全体を保護する意味合いでもP用レギュレーターを流用し12V化にするのが望ましいようです。
pugさんのご好意で中古のP用レギュレーターを頂いた。ET3の特権であるサイドポケットが塞がるので取り付けを躊躇していたが、考えてみればポケットのないV50/100はもっと設置場所に苦労するはず。
「贅沢な悩みだ」と踏ん切りがついた。
現在材料をあれこれ買い集め中です。
なかなか時間が持てずに現在はそのままで通勤。
応急でヘッドライトにP用12V35Wを入れているが、
やはり回転を上げ過ぎるとパッツンパッツン切れる。
(ハロゲン並に煌々と明るいのはいいけど)
4速40km/hの超安全運転で軽量フライの意味がありません............orz
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