めずらしくリアルタイムのネタをば。 ここ一月ほど調子が悪かった。信号待ちでアイドリングだとエンストする。「スロージェットでも詰まったか?」と思いキャブを分解してみたが詰まっている様子はない。念のため掃除してみたが変化なしだった。 症状をまとめると ・アクセルOFF(アイドリング)だとストール、少し回転あげるとストールしない ・一度エンジンかかると走行中はストールしないが停車中にストールしやすい ・停車中ストールすると再始動が困難、5分ほど置くとかかりやすい ・中回転・高回転はスムーズ、バックファイヤーなし キャブも問題なかったし、様子から考えると点火系の不具合な感じがするなぁ。 点火系といえばすっかりプラグのことを忘れていたので点検してみる(オイ。 そういえば1年近く全然点検していなかった(オイオイ。 いい加減なオーナーに乗られるET-3君はこんな状態でも頑張っていたのです(涙 一目瞭然、カーボンびっしりでした。中心電極の磨耗量は新品の2/3ありましたがこれじゃあ、ね(笑 もう一丁別角度。カーボンの厚みが良くわかります。 交換してその日は症状もよくなり「プラグが原因だったんや〜」とひとり納得、エンジントラブルシュートの基本は「良い火花・良い混合気・良い圧縮」って言うけどやっぱ基本は大事だよね〜なんて考えてた。 が、翌日以降がまたもとに戻ってしまった・・・。(´Д`;ダメポ ストール直後にプラグを確認するとほんのり湿ってキツネ色。Pugさんと並んで信頼している情報源・宇賀神商会のBBSで検索してみると :ワリとキレーな感じでプラグ先が濡れている----届いたガソリンに着火していない----点火不良 :真っ黒が乾いた感じ----点火はされているが量が多い----M/Jかキャブ :ベトっとした感じ----ガソリンと混合されたオイル以外のオイル(=ミッション側のオイル)付着---- オイルシール劣化でオイルが混ざってる という書き込みを発見。(イツモオセワニナッテイマスm(_ _"m) 思ってた通り点火系の不調のようでプラグは交換したからあとはプラグキャップ/ハイテンションコード/CDIになる。CDIなんか予備持ってないし見込み修理で交換するにもお値段が高い。 だましだまし乗るにも限界がきた。素直にあきらめてパグさんにご厄介になろうとなんとか自走で入庫。 ◆ 結果あっさり原因が判明、プラグキャップのねじ込み部分(コード側)がサビサビで導通不良を起こしていたのだ。 持ち込んで5分で修理完了、判ってみればあっけないが良い勉強になった。 HTコードは未交換なのでそちらも交換するつもりだ。(部品はうがさんで購入済み) ◆奮闘後記◆ Pugさんの持ち込む寸前は結構大変だった。 上記のエンジン不調に加えグリップの接着力が弱くなり(タイミングの悪すぎ)夏場はグルグル空回りしてしまった。冷えると接着力が復活するので日中乗るときはグリップに水をかけて冷やすことが儀式になってた(w この状態だと信号待ちが悲惨。 停車直前にニュートラルに入れて青のなるまで空ぶかし、異様にやる気なベスパ乗りだ。 これが日中でニュートラルに入れ損なったらなお悲惨。 ストールしないようにアクセル開けるけどグリップが空回りする。 ↓ 文字通り「グリップ=握力」でアクセルを捻る。 ↓ タイミング悪く4枚クラッチにしたばかりなのでクラッチ握ってても微妙に動力が伝わる。 ↓ なのでフットブレーキを思い切り踏んでないと止まっていられない。 ↓ 結果、必死にグリップを握りながら「ぺぺぺぺぺ!」とレーシングしフットブレーキを思い切り踏んでいる 変なオッサンレーサーの出来上がりである。書いてて悲しくなってきた(´ω`; |