053　シート張り替え

ここのところ「○○が壊れた！」とか、「○○を修理しました！」しか言ってないような気がします（←挨拶）。

大掛かりな故障／修理が続いたので、普通に走ってるだけで大満足なドＭな心境ですが
そんな気分がいいときこそ今まで気になってた部分を補修するＧＯＯＤタイミング！
ってことで破れて気になってたシートをなんとかすることにしました。

シートのサイド部って破れ易くありませんか？。
今のが３代目のシートですが、どれも真っ先に
サイド部が破れてきました。

製本テープなどで誤魔化してましたが
それも限界なので交換します。

で、この場合取れる方法は3つ
　①シート張り替えを依頼
　②シート本体毎取り替える
　③シート皮を張り替える

私の調べた範囲では①のシートの張り替えを頼めば、だいたい￥15,000-前後。②の本体毎取り替えはオークションで
￥10,000-以上。
中の骨組みやクッションはまだ使えるので自分で③のシート皮を張り替えれば一番格安。
張り替え用シートを探してたらありました、親切なサイトが！

http://std-harikae.com/index.html

各種バイク用シート皮販売・シート張り替え支援サイト
スタンダード

【ＨＰより抜粋】
『裁断・縫製ずみの各車専用の張替え用シート皮が3150円から！！
車種ごとの張替え手順も公開中ですのでぜひ張替えにトライしてみてください！』

張り替えの手順やコツを豊富な画像で丁寧に解説されて判りやすい！
張り替え経験がない私もこれなら出来そう。
早速購入してみました。

	残念ながらスタンダードさんで解説されてるのはノーマルシートのみ。ロック付きシートの替え方は載ってないのですが大方は共通のはず。まずはやってみましょう。
	ロック部は7ｍｍのボルト3つを外します。
	すると、なんてことなくユニットごとずるりと引き出せました。これさえ外せればあとはノーマルと一緒です。
	ロックユニット内にはＣワッシャがあります。これがないと、ロックボタンがきっちり止まりません。小さい部品なので紛失注意！です。（画像はロックボタンを下方向から押し切ったところ）（追記：このＣワッシャーは外す必要はありません。ユニットを外す時に「ポロッ」と取れたので、注意喚起という意味合いです。）
	べろん！と皮が剥けました。スポンジはそこまでやれてませんでした。
	ロック部はシート皮に切れ込みがあるだけ。新しい皮にも同じ処理でＯＫ。話が早いですね。
	ここで登場、テレレッテッテレ～～～♪ 「低反発　腰マクラ」!!! マイミクのケンさんがラリーのシートを「パッツンパッツンのボディコン仕様」にしてるのを見て、真似しました。
	シートの形に合わせてカッティングします。低反発クッション、って独特のさわり心地ですよね。特にこれは「やわらかめ」なので「手にしっとり」馴染む感じです。
	で、もとのスポンジの上に追加します！ダブルスポンジでお尻に優しい？！これでツーリング時のお尻の痛さから開放されるはずです。
	「スポンジ」と「シート皮」の間に防水ビニールを被せます。新しいシート皮が「きつくて嵌まらないかも？」と念のため炎天下のアスファルトに放置しましたが杞憂でした。しかし、ここで問題発生。
	本来シート側面の鉄枠に合わせてシート側が補強（ゴム）されてるのですが、「ダブルスポンジ」仕様にして嵩が上がったため鉄枠まで引っ張り上げれません。ベルトを取り付けるためには補強されてる部分に穴を開ける必要があるのですが。。。 30分ほど格闘して諦めました。（笑人間諦めも肝心です。
	補強ゴムの位置さえ気にしなければもともと余裕を持って作られてる製品ですのであとはサクサク作業できました。
	完了。さすが　Made In Japan。縫製もしっかりしてて素人作業でもぴったりＦitです。あとはヘルメットフックとリアのシートロック部を取り付けて完成です。
	装着画像。見た目は元々の皮よりシボが強い感じ。考えてみれば、ベルトがいつもお尻の下に来て「邪魔だな～。。。」と思ってたので無くて返ってスッキリしました。
	後から。低反発ウレタンを△向きに置いたので三角木馬仕様となりましたが、全年齢対象の幣サイトでは表現が適切でないので「イギリス山高パン仕様」と命名します(^▽^;)

さて試乗してみました。低反発ウレタンのお陰でシート全体がお尻をしっかり包んでくれる抜群の乗り心地！
嵩が上がった分足つき性が若干悪くなりましたが、コーナリングでは重心が上がった分体重移動での制御が
しやすくなりました。
シート皮を張り替えてから3ヶ月ほど経ちましたが、破れはもちろんほつれもありません。
PIAGGIOロゴはありませんが￥4200-とお手ごろ価格でこの品質。スタンダードさん、お勧めです。