022 定電圧化〜その2

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ギュレーターが作動しなかったので新しい対策を考えなければならない。
宇賀神商会さんでレギュレーター2種が¥3000-以下で販売されていたのでこれを流用することにしました。

問題はどちらを使うか。

・PK/PX バッテリー 有 5端子 98以前(P4端子可)  2,770円(内税)
・P他バッテリー 無車 3端子 台湾V可   2,460円(内税)
【*注1】

買ったは良いが @自分の技量で設置ができ A確実に動作させられなければ 
意味がない。
外部ショップに頼むと7〜8万なんて数字も出てくるので自分でやるしかありません。

PKフライを買った(株)ベスパさんに相談メールを出す。
いつもお世話になっている菊地さんによると、今回の私のような過電圧になるケースは珍しいそうで
過去に一度12V化にしたことがあるとのこと。その際は3端子レギュレータを流用したそうだ。

もうひとつ気になってた「過電圧がCDIなど点火系に悪影響がないか?」という疑問にも
点火コイルピックアップコイルライティングコイルと別で、12VのPXなどとも共通する部品なので多分大丈夫」
という回答があり、ほっとしました。

CDIやピックアップ、配線に問題ないのなら後は灯火類に専念できます。

【*注1】価格は 2005/12/4 時点のものです。


「レギュレーター P バッテリー 無 3端子」
社外部品では有名どころのRMS製です。

端子は3つ。
左から”

あれ?
”C”は?入力は?

正解は 左から
”=”Gate:入力”
”=”Gate:出力”
”=”Earth"

菊地さんに教えて頂きました。
ありがとうございました。m(_ _"m)ペコリ
大きさ比較。

少し3端子の方が小さいですね。
限られたスペースを有効に使う為には
小さい方が良いに決まってます。
サイドポケットは普段こんな状態。
工具を取り出せるように設置場所を考えないと・・・
CDIユニット。
指で押してみるとプニプニ動く、防振目的のゴムにマウントされてるようです。

ここで少し考えてしまう...。

放熱を考えて2液性エキポシ接着剤でボディに固定するつもりでしたが、想像以上に振動が凄そう。

鉄ボディに穴を開けたくないし〜・・・
ヘタレな私には難問です...。
再度動作確認。
蓑虫クリップ接続!
赤蓑→[””][””]→緑蓑と接続、
[””]→ボディアース で電圧計測!
正常なら12Vの出力が
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



左:アイドリング 6.9V/72.6Hz
右:レーシング 6.0V/145Hz

え?6V?!
12Vで安定じゃないの?

頭はパニックです。
(゜∇゜ ;)エッ!?

アイドリングでは多少電圧が6.7V前後でばらつきますが、アクセル吹かすとピタッと6Vで安定します。
12V
化のつもりが
6Vしかでないのでパニックになり、宇賀神さんに聞きました。

宇「入力が6vですので6vしか出ません。。」

え〜〜〜と、つまり12V化にはバックプレートの交換が必要だと...
無知な私にはそんなことも判ってませんでした(恥。
まあ、過電圧対策が目的なので6Vでも支障がないと言えばないですので、ここは気を取り直して配線を製作。

保護用に熱収束チューブを被せて
配線穴に”二個いち配線”を通します。
ジャンクションボックス側には
スイングアーム上を通しました。
対候性・耐熱性は追って確認です。
配線の収め方で一番頭を絞りました。

『分岐を取るにはジャンクションボックスからが手っ取り早い。しかし雨や埃にさらされる場所なので、カバー・ゴムチューブ内に完全に収めたい。』

出した答えは・・・

Ans
二個いち配線を1本ずつに分けて
上下から入れ、赤線をずらして接続
しました。

新設した配線が少し太かったので
スペースに収めるのが一苦労です。


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ジャンクションボックス内端子は
少し小さめの187平型端子です。

左上:アース線はCDI固定ボルトから
    取りました。

右上:接続したところ。
    
=バックプレートから
    
=ヘッド・テールへ
    
=アース

下:スポンジに収めて設置してみまし
  た。動作テストした時に5分くらい
  エンジンかけて様子見ましたが
  全然熱くなりませんでしたので
  放熱性を無視して手軽さを優先。
  これも追って見て行きます。


設置は終わりました。後は実走行にての動作確認です。


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