059 F.フォークの緩み



- いぶん久しぶりの更新です。
最近、走行中洗濯板状の路面を走るとガタガタというかゴトゴトというか、
要するに
異音がするようになりました。

数々の痛い目に遭い(あんなことこんなこと)w、流石に異音には敏感になってきましたので、早速点検することにしました。

PKフォークへの入れ替えが2007/1月でしたから
もう丸5年経つんですよね。

数々の仲間の善意で組上がってるこのET3。
中でもPKフォークには格別の思い入れがあるので
キッチリ看ましょう。

目標作業時間は2時間!!



フェンダー・タイヤ・ハブにはガタつきは無し。
こもったゴトゴト音がすることから、車体内部で音が鳴ってる
よう?
フォーク自体を前後に動かすとガタがあり、異音が再現されました。
          ↓       ↓        ↓



フォークの固定は上部の特殊ナットのみなので、それが緩んでるものと思われます。
フォークの抜き差しは一度やってるので、サクサクいきましょう!

ライトとメーターを外し・・・

ピンチボルト(13mm)を緩めて・・・

完全に抜きます。
前回苦労したピンチボルト、
コツもわかり緩めて叩いてサクッと終了。


ブレーキワイヤーを外さなくてもハンドル
かわせるかな?と横着しましたが、
やっぱり無理でした。。。(^^; 
諦めて外します、が、その前に・・・

レバーを引き出す為、Fブレーキワイヤー
末端のイモネジも外します。
(これが後で大問題に。。。)

ハンドルも無事外せました。



結果は・・・・・・

特殊ナットが手で回るくらい緩んでました。

ヽ(  ̄д ̄;)ノ OH My God!!



こんなものが緩むんですね。。。

ベスパでは何が起きても驚きません。



組み付けた結果、ゴトゴト音は解消。
ここ以外が原因だったら正直自分の手に負えなかったので
かなりホッとしました。

もう緩むのが怖いので少しキツ目に特殊ボルトを締め付けた結果、
タイヤがセンターで自立するようになりました。
個体差によって自立する・しないがあるのを見知ってましたが
ここのの締め具合やサビなんかの影響なんだな〜、とひとり納得。



作業時間は目標を大幅に超えて3時間30分。
ハンドル外し → 特殊ナット締め付け までは順調でしたが、組み付けの最後Fブレーキワイヤーの固定で末端金具
スリーブの一部が破損(穴あき)し、イモネジ固定が出来なくなるトラブル発生。このままじゃFブレーキが使えないので
非常に危険です。
何か穴を渡すものはないかと周囲を探し、壊れた傘の骨を見つけ切って叩いて小さな渡しを作りスリーブ内に入れて
何とか固定が出来るようになりました。(余りに必死に作業したので画像はありませんwww)

雪のちらつく中、工夫してトラブルに対処している様は我ながらベスパに鍛えられてる感覚で妙に笑えました。
でも、自分で作ったVespa Freak Checkの15番、

「故障すると口では「参ったな」とは言うが実は楽しみが増えたと思ってる」

と言う域まではまではまだまだ到達出来ません。

なんだかベスパ変態道はまだまだ先が長そうです。(そちらに進みたくはないのですが、誘い込まれてるような悪寒がwww)